STAP問題 最悪の結末


日本から手紙が届かない!と怒りの記事の途中だが

とても残念なニュースが日本から飛び込んできたので

今日は、中断してくまこらむを書きたい。

日本のみならず、世界の科学界でも話題になっていたSTAP問題。

このニュースには熊子も熊坊も関心があって、これまで経過を追っていたが

とうとう自殺者が出る事態となってしまった。

理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長の笹井芳樹氏が

急死されたことで、様々な憶測が飛び交っている。

体調を崩して入院されていたことや

副センター長という立場を離職したい旨を申し出ていたのに許可されなかったとか

今になっていろいろと表面化してきてるが

笹井氏を取り巻く環境は、この半年で大きく変わってしまったであろうし

この騒動で、研究に集中できる状況でなかったのは確かだろう。

笹井氏が自死を遂げた理由が、研究者として挫折したことなのか

自責の念に駆られたのか、マスコミに追い詰められてのことなのか

熊子には真相はわからない。

ただ、精神的にかなり追い詰められていたであろうことは想像に難くない。

理研の幹部がもっと違った対応を取っていれば

死者を出すという不幸な結末にはならなかったのではと、個人的には思う。



笹井氏が亡くなったニュースを聞いて、熊子はとてもショックを受けた。

知人でも何でもないのだが、STAP騒動以前から、彼のことは知っていた。

36歳という若さで京都大学医学部教授に就任した人物がいると聞いて

どれだけすごい人なんだろうと思って、熊坊と話題にしたことがあった。

約15年前のことだから、今とは研究業界も境遇が違っているだろうが

それでも30代で教授なんて話は聞いたことがない。

でも、笹井氏のこれまでの経歴を見れば、相当実力のある人物だったことが伺える。

日本の科学を支えていた人物の一人だったようであるし

その類い稀なる優秀な頭脳を失ったことは

科学界のみならず、日本にとっても大きな損失だ。

それじゃなくても、日本の科学者は日本の貧しい研究環境に嘆き

どんどん優秀な科学者たちが海外へ流出してしまっているというのに。

笹井氏らが行っていた研究によって、病気に苦しむ患者さんが救われたかもしれないのに

本当に残念で仕方ない。

最悪な終わり方になってしまったと思う。



笹井氏は指導的立場にあったことの責任を問われていたが

そもそもPh.Dを持った一人前の研究者を指導するものなのだろうか?

学生なら当然、指導する責任があるだろうが

実力は???だったとしても、小保方氏はPh.Dを持っていたわけだし

グループリーダーなら、小保方氏自身が指導する立場にあるはずだ。

同じく共著者の山梨大学教授・若山氏は、いつだかの会見で

「研究室の大学生に指導するように、『実験ノートを見せなさい』とは言えませんでした」

と言っていたが、まぁ、そうだろうなと思う。

実験データーが捏造であるなんて夢にも思わないだろうし

たまたま笹井氏がシニアで共同研究者という立場だったということで

命を絶たなければならない程の責任を負わされたことは、どうも納得がいかない。

たとえ内容がめちゃくちゃな論文を投稿してしまったという事実があっても

命に代える程のことではないのではないかと。

小保方氏の研究不正をどこまで見抜いていたのかわからないが

投稿前に確認が不十分だった落ち度はあっても

すでに世界的権威を持つ笹井氏が、積極的に不正に加担したとは考えにくいし。



死を選んでしまったのは、笹井氏の精神が弱かったのだろうか?

いや、熊子はそうは思わない。

日本中から好奇の目で見られ、マスコミにある事ない事書かれ

これまで積み上げてきたものが崩れていくのは

真面目な人ほど耐えられないだろう。

笹井氏のご遺族が不憫でならない。


これから理研がどう対応し

STAP研究に関わった人たちが、どういう結論を導きだすのかわからないが

とにかく、今は笹井氏のご冥福をお祈りしたい。


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伯林熊子

Author:伯林熊子
夫の熊坊(くまぼう)と築60年の家に暮らしています社宅★nekonosekai
日本にいた頃は忙しい日々だったけど、今では毎日ぬくぬく冬眠生活。ドイツのこと、日常のことなど、ベルリン生活の記録ですベルリン熊さん
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