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子ども手当の裏側


頭の中はビザ更新のことでいっぱいなのだが、悶々としていても仕方ないので

というか、今日は平日なのに外人局休みでどうにもならないので

久々に日本のことを書こうと思う。

テニス大好きてにままさんが、子ども手当について興味深い記事を書かれていたので

熊子も少し勉強してみた。

てにままさんが指摘されていたのは、給付対象者についてなのだが

意外に知らない人が多いのでは?と思った。



子ども手当に所得制限はない。

年収数千万、数億円を稼ぐ超大金持ちにも

子ども一人当たり月額26000円(初年度は半額)支給される。

そして、ここからが言いたいこと。

国籍制限もないのをご存じだろうか?

つまり、日本人でない人にも子ども手当が支給されるということだ。

日本人じゃなくても、日本にいれば受け取る権利があって当然?

細かく言うと、出稼ぎ労働者にも給付対象になっていて

日本に妻や子どもが居住していなくても、手当を受け取ることができる。

更に、実子に限定されず、養子や婚外子にも適応され、その人数に制限はない。



つまりだ。

母国に子どもを残してきた外国人の養育費を、日本の税金で面倒を見るということだ。

国によっては、子どもが10人、20人いることも珍しくない。

一夫多妻制の国では、子どもが50人いることだってあり得る。

そして、養子でも婚外婚でも構わないというのであれば…

もう言わなくてもイメージできるよね。

父親一人が日本に住むだけで、一家の生活費としては十分な資金となり

国によっては豪邸が建てられるかもしれない。

だって、仮に子どもが10人いたら、月に26万円、一年に312万円もらえるのだから

大半の国での年収、ある国では生涯賃金に匹敵する。



子がいるかの確認は市区町村レベルで行われるようだが

実際には正確に確認をとることは難しいだろう。

日本に行けば金がもらえるとわかれば、世界中から貧困者がやってきて

そして、爆発的に子どもが増えることになる。

「金になるから、自分の子どもとしちゃえ」みたいな詐欺行為をしたって

書類以外に確認する手段がないのだから、いくらだって偽装できる。



そして、もう一点、意外に知られていないのが

国籍制限はないのに、父親が海外に単身赴任中の場合は

日本人でも受給資格がないということ。

受刑者にだって支給されるのに(定額給付金も支給されたらしいね)

父親が日本に居住していなければ、子どもが日本に居住していても受給する権利がないのだ。

なんということだ。。。



皆さんは、これをどう思うだろうか?

熊子はアンチ民主党でもないし、保守派でもなんでもない。

でも、この件に関しては、愚案だと思っている。

「少子化対策のために子ども手当を支給する」

ここまでは良いとしよう。

財源をどうするとか、そういう話はちょっと置いといて。

でもだ、何故、日本の税金で外国人の子育て支援をしなければならないのだ?

外国人に支給するとしても、正規に滞在許可を得て、税金を払っている上で

子どもが日本に居住していることが確実に確認されたときに限って支給

というのが、最低ラインじゃないのか?

子どもが母国にいるのに(本当にいるのかも確認とれないのに)、子ども手当を支給する

そんなお人好しな国が、世界のどこにある??

少子化対策と銘打っても、これじゃあ、実質、海外支援じゃないか。



これが鳩山総理の言う「友愛精神」というやつか。

民主党は、外国人参政権、外国人が公務員になる権利等を導入しようと躍起になっている。

日本国籍の持たない外国人にも選挙権を与え

国家の行く末を動かす機会を与えようとしている。

日本の未来を外国人に託すようなもの。

参政権が認められれば、中国や韓国、その他、貧国から多くの人が流入すると予測され

彼らの出身国に便宜を図ってくれる議員に投票することになる。

それは、日本の国益に反する場合だってあるわけだ。

多くの外国人が流入してくれば、「数は力なり」になって要求もどんどん大きくなってくる。

超絶に治安が悪化することも想像に難くない。

熊子自身も今は外国人の身だが、参政権が欲しいのなら帰化すれば良い話だと思っている。

「日本人にはなりたくないから帰化しないけど、参政権だけはよこせ」

それが、彼らの言い分だ。

そして、これを推し進めているのが民主党。



子ども手当といい、外国人参政権といい、一体、民主党はどこを向いているのだろう?

少なくとも、熊子には日本人のための政治をしているようには見えない。

大不況で苦しんでいる国民が大勢いるというのに

出てくる法案は、外国人が喜ぶようなものばかり。

経済対策も失業対策も何も出てこないじゃないか。

年間5兆3000億円に上る子ども手当を支給することで

日本の借金が増えることは確実なのに、それでも外国人に良い顔がしたいか?

冗談じゃない。

日本の税金は、本当に必要としている日本人のために使ってくれ。



OECD(経済協力開発機構)は、日本の子ども手当について見直しをするよう

異例のコメントを発表。

一国の施策について注文をつけるなど、異例中の異例だ。

少子化対策には繋がらないと見解を示し、保育所等の充実を図る方が重要だと忠告。

日本とは関係ない国が心配してしまうほどの施策ということだ。



民主党は、こういう裏側の話は表沙汰にしようとしないから

多くの人に知ってもらうためには、自分たちで周知するしかない。

ここまで知った上で、日本の有権者が、「それでも子ども手当は支給すべき」

「日本に子どもがいない外国人でも支給してあげるべき」

「日本人でも父親が日本にいなければ支給しないべき」

という選択をするのなら、それはそれで仕方ないと思う。

熊子の意見はあくまでも一個人の意見だから。

でも、現在外国人として生活する熊子から見ても

この支給対象、どう考えてもおかしいと思うのだが。。。


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プロフィール

伯林熊子

Author:伯林熊子
夫の熊坊(くまぼう)と築60年の家に暮らしています社宅★nekonosekai
日本にいた頃は忙しい日々だったけど、今では毎日ぬくぬく冬眠生活。ドイツのこと、日常のことなど、ベルリン生活の記録ですベルリン熊さん
たまに真面目、ほとんど毒どくろ

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